私は、昭和53年に北里大学医学部を卒業後、大阪医科大学第3内科(循環器疾患担当科)に14年間在籍し、高血圧、動脈硬化等による心機能不全の診断、治療、研究に携わってまいりました。
入局当時は大阪医科大学に初めてCTスキャンが導入された年であり、心臓超音波検査は1年前に導入された時期でした。 医療機器が現在ほど充実していなかったため、病歴の聴取から始まり、視診、触診、聴診、つまり実際の患者さんを"みて"、"さわって"、 "きく"事により心疾患を診断していた当時の経験が、現在の診療の礎となっています。 その後の医療機器の発達には目を見張るものがあり、当院では心エコー等は循環器専門医のドクターが診療を担当しているほか、医療連携を通じて基幹病院での専門機器を用いた検査も行っております。
当院は、昭和23年に当地に父が開業後、平成4年に父の後を継ぎ循環器疾患(高血圧症・心臓病等) の専門医療機関として開院いたしました。
循環器疾患の診療を専門的に行っていますが、内科疾患一般も力を入れて診療に当たっており、ニーズに応じて在宅往診にも応じています。
また高血圧、高脂血症、糖尿病等が生活習慣病として位置付けされるようになり、投薬加療だけでなく運動食事指導も積極的に取り入れています。
阪急高槻駅に近く (徒歩約3分) 電車やバスでの通院には比較的便利な場所ですが、1階には駐輪場の他に専用駐車場も4台分確保していますので、多くの方に安心して通院頂いております。
私をはじめとして、高槻病院や大学病院で専門診療を行っている医師との複数人体制により、循環器疾患の専門知識を有した "かかりつけ " 医療機関として皆様の健康的な生活を少しでもサポートできたら大変うれしく思います。